欧米人の方はキツキツがお好き。日本人は耐えれません笑

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上のサイズ換算表をご覧下さい。
各商品欄にも掲載していますが、
これはあくまでも数値としての換算と考えて下さい。

海外の換算表をみても、
国やメーカーによって、若干の違いがあるとはいえ、
この換算表のまま実際にご購入された方は
「小さかった」「キツイ」というようなご経験があると思います。
なぜそのようなことが起こるのでしょう。

それはまず履物に対するフィッティング感が、
私たち日本人と欧米の方々とは違うところにも原因があります。
皮革製の履物に、大変永い歴史を持つ欧米の方々は、
私たち日本人では耐え難いほどキツキツのサイズを選択されます。
それは「皮革靴は着用を続ける中で伸びるもの」という認識があり、
「新品はキツくて当たり前」という感覚を持っておられるのです。

上の表の横にある写真をご覧下さい。

ブーツフックスと呼ばれる道具です。
ブーツを着用する際に、
矢印で示した部分に引っ掛けて、引っ張り上げます。
このような道具を使わなければ入らないほどのキツキツを着用するのですから、
私たち日本人が
カウボーイブーツを購入する際のサイズ選択は、
いくつかの注意点があるわけです。


 

欧米の人は足幅が狭く、日本人は広いのです。

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正統のカウボーイブーツには
サイズ数値とは別に、もうひとつ、
アルファベット表記があります。

「width」といいます。

日本では「ウィズ」もしくは「ワイズ」と呼ばれていますが、
このアルファベットはブーツの幅を示すものです。
数値で示されているメーカーもありますが、
当店で取り扱っておりますカナダのBOULETをはじめ
アメリカのメーカーも、
一般的にはアルファベットでこの幅を表記しています。

下記の表をご覧下さい。

よく「このメーカーはサイズは大きいぐらいなのに狭くて痛い」
そんなお声を聞くときがありますが、
それはこの幅の意味を考慮せず、
ご選択を間違えたことにも原因があります。
この幅の記号を知っていないと
メンズ仕様かレディース仕様かさえも判断を誤ってしまいます。

カウボーイブーツでは
メンズ基準がD(カナダE)、
レディース基準がB(カナダC)とご認識下さい。
日本に入ってくるカウボーイブーツの種類が極端に少ないのは
EEなどの日本人対応のモデルが限られているからなのです。

カウボーイブーツは
製造国とアルファベットの表記で、
そのブーツがメンズかレディースかまでも判断することができます。

【細い】
A…超細め
B…アメリカレディース基準
C…カナダレディース基準(Bに近い)
D…アメリカメンズ基準(カナダレディース幅広)
E…カナダメンズ基準(Dに近い)
EE…少し幅広(日本基準)
EEE,EEEEEなど…超幅広
【広い】

S,M,Lなどはレディースのリーズナブルラインの表記ですから
本物のカウボーイブーツにそのようなものはありません。

※一部のモデルにはメンズでもBなどがございます。




 
ウエスタンブーツのサイズ選択は1ランク大きな選択を



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 では、上の写真をご参考に実際に選んでみましょう。




 【補足①】爪先のカタチやスポーツ経験も考えてみる

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写真をご覧下さい。

上段の爪先スタイルは細く、下段のものは丸くゆったりしています。

もし、爪先のスタイルがゆったりしているものをお求めでしたら、
前述の考え方をもとに、大きく選択されるのは0.5でも良いでしょう。

またスポーツをされている方(されていた方)は、
そうでない方に比べ、足の甲が高い傾向がございますので、
前述での考え方と同じく、1大きなご選択をされても良いと思います。

しかし、足のカタチはひと様々で、同じカタチはふたつとありません。
ゆえにカナダの老舗BOULETは、ブーツが着用されながら、
ユーザーのその様々な足のカタチに
形成される製法を頑なに守り続けているのです。



【補足②】ソックスやインソールでの調節も考慮する


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新品着用時は馴染んでいないので、どうしてもしっくりこないものです。
無理をしてキッチリを選択されるより、余裕を持ったサイズ選択を。

お客様の中には、普段履かれている革靴の1.5も大きなサイズを選択され、
インソールとソックスで調整されている方もおられます。

実際、厚手のソックスを着用するだけで0.5は変わってまいります。
足の甲の部分がキツ過ぎると、履いた時は問題ありませんが、
歩くとたいへん痛く、我慢して着用できるものではありません。

必ず、余裕を持った選択を。

サイズについてご不明な点があれば、ご遠慮なく、
当店までお問い合わせ下さいませ。

よろしくお願い申し上げます。